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2024.08.09

心なしか寂しいセミの声

今年もセミの声が響く盛夏となったが、例年よりもセミの声が元気がないような気がする。酷暑のためなのか、はたまた僕の勘違いなのか。後者であって欲しいと思うのだが、さすがのセミもこの暑さに辟易しているかのようだ。いっそうのことヤケクソでもいいので、元気に鳴いてほしい。それこそセミの声がシャワーのように身に降りかかってくるような夏であって欲しいと思うのだが、確かに暑すぎる。自宅からオフィスまで徒歩20分。オフィスに着いてまずやることは、冷房をつけると同時に靴下を脱ぎ短パンに履き替えること。一時間もすると快適な状態になる。エアコン様様である。先日打ち合わせのため電車に乗るとネクタイをきっちりと締めスーツをきたビジネスマンに遭遇した。おそらく営業関係の人なのだろうが、頭が下がるばかりである。僕も営業マン時代はそうしていたが、今よりは涼しい夏だったように記憶している。営業先の人たちも、開襟シャツ、あるいはポロシャツでも許してくれるに違いない。無理はせずにこの酷暑を乗り切って欲しいと願うばかりだ。