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2024.07.27

人の営みで生まれた歩道

一方通行の道の横に人がつくった歩道らしきものを発見。この道は小学生や高齢者も利用するため、車でのすれ違いは慎重を期する。そのような状況において、誰かが安全確保のために歩道横の草っ原を歩いたのだろう。その誰かは複数人いて、車が通るたびに草っ原へ避難していた結果、歩道らしきケモノ道が生まれたのだろう。その背景には、この一方通行の道にガードレールがなかったことがある。柵と縄は歩道完成後に設置されたものではないかと想像する。またこの斜面の奥には住宅や団地があるため、この斜面を利用する人もいる。交通量も加味し、敢えてガードレールは設置しなかったのだろう。地域の人たちの営みを垣間見ることができる小さな歩道だ。